『商標』って何?知っておきたい知財の知識
『「特許」は知ってるけど、「商標」って何?』
この記事では、「商標とはいったい何なのか?」を説明していきます。
ぜひ最後までよんでいってください。
「商標」とは?
「商標」とは、なまえやロゴなど、商品やサービスの目印となるもののことです。
より具体的には事業者が、自己(自社)の取り扱う商品・サービスを他人(他社)のものと区別するために使用するネーミングやマーク(識別標識)です。
「商標」にはどんなものがある?
「商標」には文字、図形、記号、立体的なもの、それらを組み合わせたもののほかに、動き、音、位置、さらには色彩のみであっても登録可能です。
例えば、「ハイチュー」「たべっこどうぶつ」のよう名前。森永製菓の「エンゼルマーク」、不二家の「ペコちゃん」。
「mono消しゴム」のように色を見ただけで何かわかる場合や、電子マネーのWAONを使ったときの音のように、聞いただけで何かわかるような場合も当てはまります。
「商標」の役割?
「商標」という仕組みの役割は大きく分けて次の三つです。
- 商品やサービスの出所を表示する
- 品質を保証する
- ブランド効果を持たせる
要するに「みんな知っている、あの企業の、あの商品なので、品質が高いですよ!」というのを感覚的に伝える効果があるわけですね。
どうやって「商標」を登録するか?
商標登録を受けるためには、特許庁に商標登録の出願をし、登録査定を得る必要があります。
出願は、オンラインや郵送でも可能。
出願書類を作成する前に、まず、ロゴマークやネーミングを考え、似たような商標がないか確認しましょう。いかに商標登録の流れを概略図で示します。
商標についてのまとめ
この記事では、「商標とはいったい何なのか?その役割は?」を簡単に説明し、登録方法を示しました。
「商標」について何となくでもイメージを持っていただけたなら幸いです。
ご相談
上で示した通り、商標は出願から登録までに、さまざまな審査があります。
具体的にどのような方法で進めるべきかは当所の担当弁理士からアドバイスさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
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